樋口久子・女子プロゴルフ協会顧問が退任 80歳定年「今もラウンド」
日本女子プロゴルフ協会は24日、樋口久子氏(80歳)が2011年から務めてきた顧問を当日付けで退任すると発表した。80歳定年を定めた協会の規定による。
定時社員総会後にセレモニーを行い、女子ゴルフ界に多大な貢献をしたレジェンドを花束とともにたたえた。樋口氏は「私一人ではなく、皆さんがいてくれたおかげで、今まで以上に協会が発展している。大変うれしく思います」と話した。
傘寿を迎え役職からは退くが、まだまだゴルフ人生は終わらない。「私はゴルフが本当に好きで、今もラウンドします。健康管理のためでもあるんですけどね(笑)」と背中が丸まる気配はない。
「ゴルフ界の発展を常に願っています。残ったスタッフも一生懸命頑張っているので、今後とも協会を応援していただけるようお願いします。本当に、長年ありがとうございました。お世話になりました」と締めくくった。
国内ツアー69勝、賞金女王11回を誇る樋口氏は1997年から約14年間にわたり日本女子プロゴルフ協会会長を務め、その後は相談役、顧問を歴任した。同氏の後を継いだ小林浩美・現会長は「この日を迎えてしまって本当に残念で、残念で、残念です。長年の間たくさんのご指導とご意見をいただき、協会は成長発展することができました。青木(功)さんもおっしゃいますが、男女含めて今でも唯一無二の存在で、ゴルファーの目標です。樋口さんは健康に気をつけていらっしゃるし、ゴルフが大好きだし、これからも会える機会はたくさんあると思う。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
樋口氏は1945年10月、埼玉県川越市生まれ。67年のプロテストに第1期生として合格した。77年「全米女子プロ」で、男女を通じて日本人初の海外メジャー制覇を達成。久子(ひさこ)から派生したニックネーム、“チャコ・ヒグチ”として一世を風靡した。2003年にアジア人として初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。14年には文化功労者に選出された。(編集部・合田拓斗)