2026年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

金田久美子が大粒の涙「いっしょに戦っている」 亡き父と沖縄の思い出

2026年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 2日目 金田久美子
金田久美子にとって沖縄は亡き父との思い出が詰まる

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目(6日)◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄)◇6610yd(パー72)

金田久美子が父を思い、大粒の涙を流した。昨年10月に父・弘吉さんが亡くなり、「開幕戦のプロのデビュー戦はお父さんがキャディしてくれた。ハーフやって『疲れた』って代わっちゃった」。同じ沖縄の2009年3月6日「ダイキンオーキッドレディス」初日だった。予選落ちに終わったが、ちょうど17年前のことはきのうのことのように覚えている。

父の手ほどきで、3歳でゴルフを始めた。8歳で「世界ジュニア」を制して“天才少女”として注目され、2001年に11歳347日の若さでプロツアーに初出場した。11年「フジサンケイレディス」でツアー初優勝。キャリアのすべてで父の温かいサポートがあった。

「毎年お父さんと沖縄に来ていた。合宿もしていたし、たくさん思い出がある。近くで見てくれているなと、それを思ってプレーしていた」

2026年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 2日目 金田久美子
ツアー3勝目へ5打差を追いかける

初日は開幕戦の緊張感がありながらも3バーディ、1ボギーの「70」でプレーした。2アンダー9位と自己採点では上々の滑り出しだった。「試合が終わると毎日お父さんからLINEが来ていた。LINEが来るかなと思いながら…さみしい気持ちだった」。これまでの楽しみだった父からのメッセージは届かなかった。

この日は6バーディ、2ボギーの「68」で回った。後半16番(パー3)は5Uで2.5mにつけてバーディ、17番と18番(パー5)は1mに絡めて3連続バーディで締めくくった。「良いゴルフが出来たと思います。ピンチもなくて欲をいえばもう一個ぐらい入ってくれれば。パッティング自体も悪くない。メリハリのあるゴルフができた」と前を向いた。

「上位で戦えるゴルフをしたい。応援してくれる人がワクワクドキドキできる位置でプレーしたい」。沖縄入りの前には父の墓参りに行った。「近くでいっしょに戦っていると思っている」。2022年「樋口久子 三菱電機レディス」以来となるツアー3勝目を天国に届ける。(沖縄県南城市/玉木充)

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