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「ここまで来られたのは…」大久保柚季の“師匠”はティーチングプロの姉

◇国内女子◇JLPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日(6日)◇グレートアイランド倶楽部 (千葉)◇6589yd(パー72)

大久保柚季は「3日目にしてやっとパットが入ってくれたけど耐えるゴルフが続きました」と最終日を振り返った。5番で7mのチャンスを決め、2、3mのパーパットも沈めて、ボギーなしの「69」でスコアを伸ばした。「今日は何としても順位を挙げたかった。上しか見ていませんでした」と4位スタートからの3位フィニッシュがうれしい。

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プロデビュー戦の優勝賞金は270万円。最下位でも22.65万円をもらえた。大久保は3位で105万円を獲得したが「賞金は貯めて来シーズンの移動費に使いたい。実はお金よりも副賞が欲しくて。ほんとは2位のiPadがよかったけど」。3位の副賞・リファのドライヤーを獲得して喜んだ。

2人姉妹で2歳離れた姉が、ティーチングプロの資格を持つ大久保咲季。「基本的にはコーチに頼っているけど、細かいところは姉に頼っていて、姉の言っていることは正しいと思うし何より信頼がある」。プロテスト合格時のアンケートで「師弟関係」の欄に姉の名前を書くほど大事な存在だ。

4回目の挑戦となった11月初旬の最終プロテストのときは、動画を送り、見てもらって電話で話して調整した。「スイング動作の確認作業だったけど、客観的に見ても同じ感覚だったので、より自信がつきました」と14位で合格。先週の最終QTでは帯同キャディをしてもらい、調整しながら4日間を戦った。QTランクは85位となり、来季ツアー前半戦出場権を逃したものの「ここまでこられたのは姉のおかげです。そういうことにしときます」と照れながら話しても、感謝の気持ちは隠せない。

来季の主戦場は下部ステップアップツアー。「まずは職場を確保しているのでそこで頑張りたい」。二人三脚のゴルフ人生は変わらない。(千葉県長南町/松島流星)

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