通算11アンダーで首位浮上のウー・チャイェン※撮影は2022年「日本女子プロ選手権」

◇国内女子下部◇カストロールレディース 2日目（27日）◇富士市原GC（千葉）◇6435yd（パー72）

シーズン全23試合の折り返しとなる12戦目は、下部ツアー賞金ランキング1位のウー・チャイェン（台湾）と小林光希のルーキー2人が通算11アンダー首位で最終日を迎える。

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ウーは4打差7位から7バーディ「65」をマーク。首位スタートから5バーディ、2ボギー「69」で回った小林光に並んだ。

4打差3位にレギュラーツアー3勝のO・サタヤ（タイ）とルーキーの皆吉愛寿香。6アンダー5位にアマチュアで下部ツアー優勝経験を持つ高橋恵、福山恵梨、小林夢果、高久みなみ、沖せいらの5人。5アンダー10位に成澤祐美、千葉華、一ノ瀬優希、福田侑子の4人が続いた。

この日は初日に続いてローカルルールで「選手のカート（屋根付き）使用」が認められた。国内女子ではレジェンズツアーのグランドシニア部門などでカート使用が認められているが、レギュラーや下部ツアーでは初めて。

日本女子プロゴルフ協会は気温35度前後まで上がる猛烈な暑さを鑑み、あくまで「試験的」な措置としている。ステップアップツアーは1組4人に1人のキャディのため、選手自らバンカーをならし、数本のクラブを持って移動するなど、日傘を差せない点も考慮したという。今後も各日スタート前に天候状況を確認して導入の是非を決める。

＜上位成績＞
1T／－11／ウー・チャイェン、小林光希
3T／－7／O・サタヤ、皆吉愛寿香
5T／－6／高橋恵、福山恵梨、小林夢果、高久みなみ、沖せいら
10T／－5／成澤祐美、千葉華、一ノ瀬優希、福田侑子