アマチュアの馬場咲希の目標はアンダーパーで回ること

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 初日（18日）◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd（パー71）◇晴れ（観衆4090人）

米ツアー2試合を含めて今季5戦目。“プロの景色”を見慣れてきたはずのアマチュア馬場咲希(東京・代々木高)だが、まだまだ刺激はいっぱいある。金田久美子、岩井千怜と同組だった初日を「ゴルフは全然ダメだったけど、すごいプレーが見られた」と興奮気味に振り返った。

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ショットは良くなってきている

ペアリングが決まってから「憧れ」の金田と「飛距離がすごい」岩井とのプレーを心待ちにしていた。「キンクミ(金田)さんは金色の髪も似合うし、カッコいいスタイルも好きで。面白いし、優しい」。ショットの合間にしゃべる機会に恵まれて「すごく楽しく回れました」と声を弾ませた。

直近の「サロンパスカップ」では直ドラを披露していた

岩井のスーパーショットには目を丸くした。「16番で“直ドラ”されていて、ロングパット入れてのバーディだったけど、チップインもしていて。すごく興奮して楽しかった」。岩井のチャレンジに、自分も一瞬「直ドラを…」と考えたが「最近、私も直ドラするけど全部ダフっていて」。左サイドにあるバンカーを警戒したこともあって、控えた。ところが「結局、ユーティリティショットもダフってラフに入って。やっておけばだったかな」と笑って悔しがった。

気温は30度以上と真夏日だった

3バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」で1オーバー58位での滑り出しではあるが、直近の2週前「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」より復調気配をうかがわせる。「サロンパスの時よりは気持ちよく終われたと思う。このあと練習して、今日よりいい感覚で終わりたいと思います」。2人の先輩にもらった喜びもあって、巻き返しに意欲満々だった。(愛知県豊田市／石井操)