不安材料解消に向け、開幕2日前も入念なコースチェックを行った

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前（28日）◇琉球GC（沖縄県）◇6560yd（パー72）

イ・ボミ(韓国)が今季限りで日本ツアーを引退すると発表したことを受け、2歳年上の上田桃子は「一時代を築いた選手。『寂しい』が100％で強い。結婚していろんなことに挑戦したいという気持ちもあると思うので、『応援したいな』が次にあります」と温かいエールを送った。

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「韓国に行った時も一緒にご飯に行ったり、お店を紹介してくれたりしてプライベートでも仲良くできる。引退しても関係は変わらずにいられるといいな」という。「たくさんの人に愛されていると思う。もちろん、結果が出て人気が出てきたのかもしれないけど、それ以上に彼女の人柄はみんな好きなはず。この話をしていると泣けてくるので嫌だけど、それくらいボミのことが好き」

上田も“引き際”について思いを巡らせることがあるという。「今に始まったことではない。長い時間をかけてその問題と向き合っていく。実際にボミとは去年そういう話をしていた」と明かす。

今大会に出場するのは2年ぶり15回目。2021年は通算11アンダーの4位タイと上位で終えた。「この試合は毎年、緊張したまま4日間終わるというイメージ。緊張は好きだけど、球をコントロールできるかなとか不安材料はあるので、まずは予選を通りたい」と戦いを見据えた。(沖縄県南城市／石井操)