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柏原明日架「頭の中がグチャグチャだった」 ショット修正で4位発進

◇国内女子◇伊藤園レディス 初日(11日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

ツアー2勝の柏原明日架が5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、4アンダー4位で発進した。インコースからスタートし、1つ伸ばしてターン。後半3番パー5から4連続バーディでスコアを伸ばした。「割とショットの調子が良くて1mのチャンスについた。ほぼ確実なバーディを4つ重ねた」と振り返った。

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今季は33試合に出場し、予選落ちが14試合。ドライバーショットの飛距離と安定性を示すトータルドライビングが全体で90位とショットが低迷した。

「今年はずっときつかった。技術的にはそんなに悪くないんですが、大事なところで大きなミスをしてカットラインまで落ちてしまうとか。自信が小さくなっていくにつれて、ゴルフも小さくなった」

苦しみながらも転機は訪れた。コーチを務める父・武道さんのすすめもあり、9月に堀琴音も師事する森守洋コーチにアドバイスを求めた。

「クラブが背中側に寝る癖があったが、そこを練習器具使って修正した。今まで感覚的な部分でやってきたところを見つめ直すきっかけを森さんからもらった。自分の頭の中がグチャグチャだったのを整理できた」。直近5戦は上位こそないが、予選落ちもなしと結果につながりつつある。

「この1カ月半ぐらいでようやくショットの調子をつかみかけた感じ」。メルセデスランキングは84位と低迷しているだけに、7季連続のシード確保には優勝が求められる状況だ。(千葉県長南町/玉木充)

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