パターが入らず悔しさをにじませる

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 初日（5日）◇茨城GC西コース◇6680yd(パー72)

久々に西郷真央の名前が下位に沈んだ。今季7戦4勝、トップ10を一度も外していない強さが陰りを見せた。

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ここまで決めていた距離のパターが入らない。インスタートの12番パー5では3打目がこぼれて4オン、ファーストパットは思った以上に強く入って2mオーバーした。「返しのパットも、どう見てもフックラインだと思って決め打ちしたけど、スライスして外してしまった」と3パットをたたいてダブルボギー。

「そこがきっかけで、ダラダラいってしまった」と1バーディ、6ボギー1ダブルボギーの「79」。7オーバー104位と出遅れた。

昨年5月の「リゾートトラスト レディス」以来の予選落ちも危ぶまれる位置。悔しい思いはもちろんあるが、切り替えて週末まで戦うことが先決だ。「ちゃんと原因を考えて、あしたは同じことをしないようにしたい。今練習をしてもマイナスな気持ちになってしまうので、あしたの朝、切り替えてしっかり臨みたいと思います」と日が沈みかけたコースを後にした。（茨城県つくばみらい市／谷口愛純）