会場内で554人の検査を実施していた（Getty Images／JLPGA提供）

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 初日（25日）◇カメリアヒルズCC（千葉県）◇6622yd（パー72）

日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は大会前に実施した新型コロナウイルス感染に関するPCR検査で、24日に再検査（検体不足を含む判定結果が確定していない状態）となった4人の結果を明らかにした。3人が陰性、1人は判定不能（増幅不良のため判定不可）と発表した。判定不能者には今大会への関与を控えさせた上で、2日目以降の競技も実施する。

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なお、大会初日は144人の選手全員がプレーし、再検査対象には含まれなかった。

開幕2日前の23日に会場内で選手、キャディを含む554人を対象に唾液検査を実施した。再検査判定の4人についてJLPGAは検温、問診票チェックで発熱などの諸症状が出ていないこと、出場選手、大会関係者に濃厚接触者（マスクを着用せずに1m以内で15分会話をした人）がいないことを確認し、25日の大会への関与を許可しなかった。なお、17日には会場設営のスタッフら267人が同様の事前検査を実施し、こちらは18日に全員の陰性結果が出ていた。

再検査で判定不能となった1人について、JLPGAは25日の会見で「判定不能というのは想定していませんでした。（今後）結果が出るようなプロセスを踏んでいきます」と、大会およびツアーが引き続きサポートすることを約束した。