海外メジャー2連戦に弾みをつけたい鈴木愛

◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 事前（10日）◇桂ゴルフ倶楽部（北海道）◇ 6602yd（パー72）

今季3勝で賞金ランキング3位の鈴木愛は、2週ぶりの国内ツアー参戦に向けてプロアマ戦で最終調整。左足首痛で欠場した前週は『オリンピック強化指定選手』の権利で利用できる国立スポーツ科学センターで治療に臨んだ。「痛いところの周辺をほぐしてもらっています。痛みは減ってきていますし、しっかりと休めました」と笑顔を見せた。

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会場の桂ゴルフ倶楽部は2013年の「ニトリレディス」から6年ぶりのツアー開催となるが、鈴木にとっては初めてツアーを戦うコースだ。「自分が思っているよりも風が強くて想定外。コースの中は風が舞っていて、ティショットはアゲンストなのに、セカンドはフォローだったりする」と警戒を深めたほか、プロアマ戦後はパッティンググリーンで入念にタッチの感触を確かめた。

7月25日（木）からは「エビアン選手権」（エビアンリゾート・フランス）、翌週の「AIG全英女子オープン」（ウォーバーンGC・イングランド）と海外メジャー2連戦に挑む。次週はスキップして19日（金）に渡仏するだけに、好結果で弾みをつけたい。

「本調子でいければ、いいゴルフができる。今のところ調子もいいし、パターもいいので。このコースは初めてですし、自分の状況をうかがいながらゴルフができればいい」と初日を見据えた。（北海道苫小牧市／玉木充）