2018年 日本ツアー選手権森ビル杯

片山晋呉に制裁金30万円と厳重注意 プロアマ問題

2018/06/27 17:10
記者会見の冒頭で謝罪する青木功JGTO会長。左端は片山晋呉、右端は選手会長の石川遼

国内男子プロゴルフツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO/青木功会長)は27日(水)、都内で理事会を開き、5月末の「日本ツアー選手権森ビル杯」のプロアマ戦でゲストに不適切な対応をした片山晋呉に対し、制裁金30万円と厳重注意の処分を科した。

青木会長は理事会後の記者会見で「招待者、大会に関わったすべての関係者に改めておわび申し上げます」と述べ、同席した片山、選手会長の石川遼らとともに頭を下げた。

片山は「この度は同伴競技者の方に対し、非常に申し訳ありませんでした。自分の至らなかった点を反省し、やるべきことを見極めてゴルフ人生の糧にしていきたい。今回はこのような騒動になり申し訳ございませんでした」と謝罪した。

JGTOは25日、中央大法科大学院教授の野村修也理事(弁護士)らで構成される調査委員会の報告を受け、懲戒・制裁委員会を開催。27日の理事会で処分を決めた。出場停止などの懲戒は見送ったが、青木会長は「いろいろな意見があると思うが、会長である自分が受け止める」と語った。

片山は今月8日に当該ゲスト、13日に大会特別協賛社の森ビルに直接謝罪。15日にはJGTOの決定に先立って当面のツアー出場自粛を発表していた。

プロアマ問題 記事一覧

2018年 日本ツアー選手権森ビル杯