小鯛竜也の初Vに刺激を受けた武藤俊憲

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日(2日)◇PGMゴルフリゾート沖縄 (沖縄)◇7005yd(パー71)

2年ぶり7度目の優勝を目指す武藤俊憲は1イーグル2バーディの「67」でプレー。4アンダーの2位で初日を終え「いいゴルフで、あわてることなく思ったとおりにコントロールできました」。18番（パー5）では204ydから4番アイアンで6mにつけイーグルを奪い「我慢していたのが最後のイーグルにつながった。いいマネジメントだったかな」と振り返った。

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前週の「マイナビABC選手権」では、同じミズノ契約プロの小鯛竜也が初優勝を挙げ「うれしいですよね。ミズノの契約選手はみんな仲がいいですし、『ごちそうさま』と言っています。自分も一生懸命やらないといけない」と表情を崩した。

日本ゴルフツアー機構（JGTO）会長の青木功が改造・改修に携わったコースについて「日本ぽくないですよね。世界を回っている青木さんの考えがいろんなところで出ている気がするし、そこがいいのかな」。選手から悲鳴の上がる難コースだが、パーオン率5位（72.22％）と安定したショットで攻略した。

これまでの6度の優勝のうち、3度が10月以降ということもあり「秋口の武藤ですから、しっかりとやりたい。今は勝てそうで勝てないし、おごれそうでおごれない。勝ってごちそうしたい」。39歳のベテランが実りの秋へ好スタートを切った。（沖縄県恩納村／玉木充）