38歳の新入社員が誕生。所属もネスレ日本となる近藤共弘 ※写真は2014年「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」

男子ゴルフで国内ツアー通算6勝の近藤共弘（38）が、来月1日にネスレ日本株式会社（本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長兼CEO：高岡浩三、以下ネスレ日本）に正社員として入社することが明らかになった。23日に都内で行われた「ネスレインビテーショナル 日本ゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」の大会事前番組公開収録で高岡社長が明かした。

同社は性別、国籍、年齢、障がいの有無を問わない“ダイバシティ採用コース”を今年2月に発表。「高い志を持つ、持たないは本人次第。自身を成長させようという気持ちがあるなら、企業としてバックアップしたい」と話を持ちかけたところ、近藤が受験を決意したという。履歴書の提出、面談を経て採用通知を手に入れた。

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ネスレ日本の一社員となった近藤は、スポンサー契約とはひと味違う、英会話、グローバルビジネスと言った社内研修が受講できるほか、様々な経験をもとに、培ってきたリーダーシップや起業家精神、専門的な能力や知識などの講師役業務も務める。

同社が採用する“フレキシブルワーキング制度”により社外での勤務が可能。一般社員同様に給与支給もあるという。

所属先はネスレ日本。プロゴルファーではほかに、国内女子ツアーを主戦場とするQTランク7位の大谷奈千代（31）も同日に入社することがわかった。（編集部・糸井順子）