オレンジ好きの宮本が今週はイエローのシューズを履いてプレーする。

「自分のラッキーカラーはオレンジです」とボールやクラブのシャフトもオレンジの装飾を施したモデルを使用する宮本勝昌が、派手なイエローのシューズで登場した「ブリヂストンオープン」の初日に2アンダーの6位タイにつけた。

11月8日に発売されるブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE GRシリーズをこの大会から使用している宮本は、商品のイメージカラーがイエローということでPRに一役買って出た。「すごく飛距離が出るんですよ。若手よりも前に行くと非常に気持ちがいいですね」。

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この日は10番からスタートした宮本は、前半に4つのバーディを奪い一時首位に浮上。しかし、雨が激しくなった後半はボギーを2つたたいて失速した。「雨が降ってきたのが17番で、降る前にバーディが稼げて良かったけど、その貯金をこぼして終わりました（笑）」。

そしてプレーに関する振り返りはそこそこに、再び話はニュードライバーへ。「伸びた飛距離はイメージとしては5～10ヤードだと思うんですけど、球質というか、今回のGRは高打ちだしで低スピン。なかなか矛盾する所を上手くクリアできているドライバーだと思います。低スピンぎみなので、普段よりもティアップを少し高くしています」と、快調に商品のPRを続ける。

前日の指定練習日も特設ステージでギャラリーに向かって饒舌ぶりを発揮した。「クラブを切り替えるときは、まずその性能を信じてクラブに仕事をしてもらうのが一番。小細工しなくて飛んでくれるクラブが手に入ったので良かったです」。宣伝文句のように繰り返し話す宮本が、クラブに全幅の信頼を持ち続けることができれば、3年ぶりの優勝が見えてくるかもしれない。（千葉県千葉市／本橋英治）