6位タイに入り「日本オープン」の出場権を獲得。痛めた股関節も「まったく問題はありません」

大阪府の泉ヶ丘カントリークラブで開催された、国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」の最終日。10位タイからスタートした山下和宏は、4バーディ、1ダブルボギーの「69」で回り、通算11アンダーの6位タイでフィニッシュ。目標の1つに掲げていた上位9名に与えられる今年の「日本オープン」（10月11日～、那覇GC）の出場権を獲得した。

山下は3週間前の「サン・クロレラ クラシック」明けの月曜日に股関節を痛め、8月7日からの「日本オープン」最終予選会を泣く泣く欠場。そのリベンジを見事に地元で果たし、「とりあえず日本オープンの資格が取れてすごく嬉しいです」とニコニコ。「先週、（予選会を）休んだ甲斐がありました」と口も滑らかだ。

終盤16番（パー3）でティショットを右ブッシュに入れてのダブルボギーに悔いの言葉を残したが、「悪いところもあったけど、地元でトップ10に入れてホッとしています。ハッピー、ハッピー」。股関節の痛みもまったく影響が無い様子で、最後まで笑顔が耐えなかった。（大阪府堺市／塚田達也）