日本勢で唯一連勝を飾った池田勇太と片山晋呉。頼もしい存在となっている

韓国に1ポイントのリードを奪い、明日の「現代キャピタル 韓日プロゴルフ対抗戦」最終日を迎える日本。この展開に大きく貢献しているのが、初日に続き連勝を飾った池田勇太と片山晋呉だ。フォアボール形式で行われた2日目は、1ストローク差でキム・キョンテ、キム・ビオを辛くも振り切っての勝利。心強いポイントゲッターとなっている。

「お互いに助け合って、すごく良いところが出ている36ホールだと思う」と片山。池田も「ご覧の通り、最高の36ホール。気持ち良くプレーできました」と笑顔を見せた。朝から吹き続けた強風にも、「これまで経験していますから。（その経験を）今まで活かしきれているのが勝因だと思います」（片山）と、過去の豊富な戦歴に基づいた的確なジャッジは、最後まで乱れなかった。

シングルス戦10試合が行われる明日の最終日、片山は大トリの最終組を任せられた。相手は、08、09年の韓国ツアー賞金王、ベ・サンムン。「目の前の相手をぶっつぶしてやろう、ぐらいな強い気持ちで臨まないと、やられてしまう。最後を任せてくれた青木さんや選手に感謝したい」。頼れる男が、日本の砦となる。