18番でイーグルパットがわずかに外れ悔しがる池田勇太

国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」の3日目。首位に2打差の通算10アンダーからスタートした池田勇太が、目の覚めるようなバーディラッシュで、通算18アンダーの単独首位に浮上した。

1日降り続く雨の中、前半に3バーディを奪った池田は、18番から後半の4番まで5連続バーディを奪う快進撃を見せた。その後、6番でボギーを叩いたが、7番、8番も連続バーディを奪い、夕闇迫る中で迎えた最終9番も難なくパー。「天気が悪いと、気が引き締まるのかな」と、悪天候の試合で好成績が多いことを自身でも感じている。

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この日は同じコース内で行われた「L-1ドラコン日本一決定戦」に、東北福祉大学の先輩でマネジメント事務所でも先輩にあたる、元メジャーリーガーの佐々木主浩がコースに訪れていた。その佐々木のことを兄貴と慕う池田は「兄貴のお陰か分からないけど、見せたい人がいるとやる気になるね」と、気分的にも乗ってバーディラッシュに繋がったと話す。

そして、今季はまだ優勝がないが「今の状況なら逃げ切ることは出来ると思う。ゴルフの調子はずっといい。今週特別良いというわけではないよ」と、昨年賞金ランキング2位になったころのように元気な池田が帰ってきた印象を受ける。池田よりも若い薗田との優勝争いは、見ているファンにとっても楽しみな展開に違いない。（編集部：本橋英治）

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