効いたキャディママのアドバイス 杉山知靖が所属コースで5位浮上「恩返しを」
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2日目(28日)◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆2330人)
下りのストレートだと思った8mのラインは、「カップ1つ分フック」が正解だった。後半17番(パー3)、杉山知靖はハウスキャディの助言を聞いて6つ目のバーディ。「半信半疑で、言われたとおりに打ったらカップの真ん中から入った」と喜んだ。
頼ったのは現在、芥屋GCのキャディを束ねる、通称“キャディママ”を務める田中由紀子さん。杉山が今回、多くの試合で起用する帯同キャディではなく、18ホールを知り尽くしたベテランにタッグをお願いしたのは「今週はいつも通りやりたいと思った」から。数年前に拠点を関東から福岡に移し、現在は当地が所属先。オープンウィークは週に2、3回訪れることもあるという。
ツアーが行われる会場としては珍しい高麗グリーンは「1年を通じて最高のコンディション。情熱を持ってメンテナンスをしていただいている」と誇らしげに言う。「万全の練習環境を整えてくださっている。試合でしたミスの反省会もしている。本当に感謝の気持ちできょうは頑張りました。良い結果を出して恩返しをしたい気持ちが一番強い」
初日の「68」に続く「66」で通算10アンダー。首位の香妻陣一朗とは5打差の5位で決勝ラウンドを迎える。「まだ半分終わったところ。一打、一打集中してあきらめずにやりたい」。2021年「ブリヂストンオープン」以来となるツアー2勝目で恩返しする。(福岡県糸島市/桂川洋一)