安森一貴「実力の確認はできた」 充実と悔しさ交錯する自己最高2位
◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 最終日(5日)◇三好CC西コース(愛知)◇7300yd(パー71)◇曇り(観衆4325人)
初優勝にあと一歩届かなかった。1打差3位から出た安森一貴は7バーディ「64」と伸ばして通算16アンダーの2位。優勝スコアには1打及ばなかったが、2023年「ミズノオープン」(3位)を超える自己最高フィニッシュとなった。
「ここまでできるんだっていう実力の確認はできた。ミズノの時とはメンタルも違うし、技術的にも成長した」と評価した上で、「もちろん、悔しいです」と漏らした。
序盤から最終日最終組の緊張が27歳を苦しめた。出だし1番は右1.5m、続く2番(パー5)は手前2.5mにつけたが、「いつも通りのパッティングはできなかった」とチャンスを決め切れない。それでも3番は奥30cmにつけてバーディを先行。「そこから自分のゴルフができた感じはします」と流れに乗り、3打差で折り返した10番からは3連続バーディを奪った。
17番は20cmにつけてバーディを奪い、トップを走る下家秀琉がボギーをたたいて1打差に迫った。グリーン右端から4ydにピンが切られた最終18番は、下家が先に奥5mにつけた一方、安森はグリーン右の池を警戒して左10mの距離を残す。バーディパットは20cmショートして天を仰いだ。
最終日の前夜に、親交のあるツアー7勝の武藤俊憲からLINEで「そんな簡単に勝てるもんじゃないから緊張するな。苦しんだ後に良い結果が待っている」とメッセージが届いた。安森は「それを見て緊張がちょっととけた。ミズノ(23年)のときはあまり眠れなかったですが、今回はぐっすりと寝られた。武藤さんの助言が心強かった」と先輩プロに感謝した。(愛知県みよし市/玉木充)