白、紺、黒、ナイキの代表色を見につけた片山。勝負色のイエローも一新するのか

タイガー・ウッズとの契約で知られるナイキが、日本のトッププレーヤー片山晋呉と総合契約を締結した。片山といえば「ゼクシオ」というイメージが定着していたファンも多い。しかし、プロ10年目を迎えた片山は、慣れ親しんだクラブを手放し新たなチャレンジを選んだ。

片山晋呉
「常に新しいものを取り入れるというナイキのスピリットと、革新的なプロダクトに共感を持ったことが、今回クラブと気持ちを一新させる決断をした理由です。漠然とした考えですが”何か変わらなきゃ”という自分の思いとナイキゴルフの情熱が、まさにマッチングしたということですよね」

使用するクラブは現在テスト中で、ドライバーはイグナイトを試打。アイアンはスリングショットとプロコンポチタンを打ち比べている。決まっているのはシューズとボールで、ボールはタイガーが使用する「ONE（ワン）」ではなく「TA2ロング」に決まったようだ。

片山の加入で国内男子ツアーのナイキ契約選手は4名。今年に入って川原希、そして、今シーズンからプロとして活躍が期待される藤島豊和も加わっている。昨年の日本プロを制した深堀圭一郎と日本プロゴルフ選手権を制した片山晋呉、国内メジャー王者がナイキに集結することになった。