◇国内男子◇関西オープン 事前（14日）◇日野ゴルフ倶楽部（滋賀）◇7035yd（パー70）
「中日クラウンズ」から1週を空けて国内ツアー2連勝がかかる浅地洋佑は練習ラウンドで調整した。
前週のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ ジャパン」は65位と低迷したが、「変わらずに調子は良い感じです。先週はすごく疲れ切っていた。体力不足を実感した。とにかく休みました」。この2日間は練習も必要最低限にどとめ、ベッドで体を休めた。
今週から新たに「顔がきれいなので、使ってみます」とクリーブランド RTZ ウェッジ TOUR RACK（50、56、60度）を投入する。また、アイアンの調子が良いこともあり、ウッド型のUTからアイアン型UTのダンロップ スリクソン ZXi（4番23度）に変更した。
丘陵地にレイアウトされ、戦略性に富んだコースで警戒するのが500yd超のパー4だ。2番（510yd）は左のフェアウェイバンカーに注意が必要で、10番（505yd）もグリーン左手前のバンカーには入れたくない。ドライビングディスタンスで全体69位（284.94yd）と飛距離で勝負するタイプではないだけに、「しっかりとパーをキープしたい」と意気込む。
この日野ゴルフ倶楽部では昨年5月に行われた「全米オープン」日本地区最終予選会に挑むも敗退。今年も最終日翌日（19日）にはタラオCC 西コース（滋賀）での予選会へ出場を予定している。まずはこのコースで昨年の借りを返せれば、1日36ホールの長丁場に臨む上でも弾みがつく。
「賞金ランク（3位）もいいところにいるし、まずは日本ツアーでしっかりと頑張りたい。2連勝の意識もない。そんなにうまくいかない」。冷静に話して備える初日は午後0時15分に杉浦悠太、アマチュアの眞鍋晄生（大阪学院大）とともにアウトからスタートする。（滋賀県日野町／玉木充）
