修正ポイントは明確

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日（1日）◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd（パー71）◇曇り（観衆2215人）

石川遼は4バーディ、6ボギー1ダブルボギーの「75」で回り、4オーバー96位と今季ワーストの初日となった。

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派手な飛び出しを生かせなかった。いきなり右の林に打ち込んだ1番でラフからの3打目を絡めてパーセーブ。2番（パー5）、ことし距離が20yd伸びた3番（パー3）と2連続バーディを決めた。6Iを握った3番は200ydのキャリー、そこからの転がりともイメージ通り。右奥のピンに「iPhone13（146.7㎜）くらい」というベタピンの一打となった。

随所で好ショットも出たが…

「あれ（3番）が今日の一番いいショットで終わりました…」と自虐節を漏らすプレーは、ガードバンカーからの3打目をミスしてボギーを喫した6番（パー5）から流れに乗れなかった。ダブルボギーの9番に続き、後半17番でも1Wショットで右へのミスが出た。

17番のティショットは崖と白杭が待つ右サイドへの警戒が最優先事項。フェードを打つ選択肢もある中で「ドローのイメージは出ていたけど、右に出たのが戻ってこなかった」。ボールは斜面に張った木の根付近に止まっていたが、6個目のボギーにつながった。

「3回くらいOBになってもおかしくないところが、全部助かっていた。ラッキーもありながらのこのスコア。あした頑張らなきゃなって感じです」。悪天候が見込まれる2日目の巻き返しへ、気持ちを切り替えた。（茨城県笠間市／亀山泰宏）