2勝目を挙げてアメリカに乗り込みたい

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2日目（28日）◇PGM石岡ゴルフクラブ（茨城）◇7039yd（パー70）

9月「フジサンケイクラシック」に続くツアー2勝目へ、大西魁斗が得意のコースで好プレーを見せた。

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前半のアウトコースをノーボギーの3バーディ「32」とすると、「きょうはショットが良かった」と、後半も10、12番と順調にバーディを重ね、パー5の16番でも確実にスコアを伸ばしてリーダーボードを駆け上がった。

6バーディ、1ボギー「65」をマークして、16位から首位と2打差の4位に浮上。「ずっと調子は良かったけどスコアにつながらない週が続いていたので、いいスコアで上がれて良かった」と納得の表情を見せた。

「フジサンケイ―」で初優勝を挙げた後に出場した6戦では、予選落ちが2回でトップ10入りは無しと復調のきっかけをつかめないまま今大会を迎えたが、今週と同じコースで開催された4月「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント！」で4位に食い込んだ記憶は、良いイメージとして今も頭に刻まれている。

好相性のコースで「65」。首位と2打差の4位浮上

「今週は特に（コースが）キレイなので違和感なく来ている。コース自体は長くないので、ティショットが良ければバーディが獲れる」と冷静に分析する。

2週前の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では76位に終わったが、「ZOZOが終わってからアメリカでプレーしたい気持ちが強くなった」。最終日の翌日（31日）には渡米して、米下部ツアーの来季出場権をかけた最終予選会（Qスクール、11月4日～／ジョージア州ランディングクラブ）に備える。

「来週から楽しみ。勝って行きたい」。優勝で勢いづけて海を渡りたい。（茨城県小美玉市／内山孝志朗）