パット好調で首位に浮上した

◇国内男子◇For The Players By The Players 2日目（7日）◇THE RAYSUM（群馬）◇7137yd（パー71）

今野大喜が8バーディ、3ボギーでプレー。13ポイント獲得（※）の計21ポイントで首位に浮上した。

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「あまり雨が得意ではないが、いいゴルフができた。セカンドショットで長い距離が残ることが多かった。そこから安定して打てていた」と振り返った。

インスタートの10番は130ydから46度で3mにつけてバーディ発進。前半で6ポイントをゲットし、後半は2度の2連続バーディなどで7ポイントを加算と大雨の中でも安定したゴルフを見せた。

ツアー初優勝を目指す25歳

好調を支えたのがパッティングだ。前週「バンテリン東海クラシック」の最終日に「ハンドファースト（グリップがボールよりも飛球線方向に出ていること）が強すぎて、つかまらなかった。そこを、なり過ぎないように大げさに」。3番では8m、続く4番では5mのバーディパットを沈めた。

「“企業秘密”なのでこれ以上言えないですが、たまたまフィーリングが良くなった。いつまで続くかわからないですが」とグリーン上の好調ぶりに25歳の言葉も弾む。

ステーブルフォード方式（※）も「マッチプレーに似ている。ポイントだからといってガンガン行きすぎないようにして、流れがくるのを待ちながら焦らずにやれば良い結果になる」と抵抗はない。

母方の伯父がツアー通算7勝の今野康晴。初Vへ勝負の流れを見極める。（群馬県安中市／玉木充）

※ポイント配分
アルバトロス／8ポイント
イーグル／5ポイント
バーディ／2ポイント
パー／0ポイント
ボギー／－1ポイント
ダブルボギー以上／－3ポイント