群馬県出身。安中市には3年間住んでいました

◇国内男子◇For The Players By The Players 初日（6日）◇THE RAYSUM（群馬）◇7137yd（パー71）

群馬県出身、36歳の小林伸太郎にとって喜びは大きかった。同県では2008年「日本プロ」以来、14年ぶりの男子ツアー開催に「本当にありがたい。生まれ育った地なので、天候もそうですし、いろいろと味方してくださっているように感じています」と8位発進した初日を振り返った。

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開幕前の4日（火）には開催地・安中市の岩井均市長と会食。すしを食べながら、初Vへハッパをかけられた。最終日の9日（日）には、近隣で「あんなか祭り」もあり、「優勝して地元の祭りに行けるようにしたい。ゲスト席で来てほしいと話がありました」と笑顔。25歳から3年間住んでいた地域だけに思いは強い。

狙うはツアー初優勝

5バーディ、1ボギーの9ポイントでトップとは5ポイント差。今大会は通常のストローク方式ではなく、ポイントを積み上げるステーブルフォード方式。「普段のゴルフとマネジメントがすごく変わるわけではない。パターでちょっとショートしないように打つぐらい。きょうはバーディを取らないといけない日など見極めていきたい」と話した。

「小さい頃から回り慣れたゴルフ場だったのでイメージ良くプレーできた」。地元ファンの声援も大きな力になったはず。ツアー初Vで地元の祭りに花を添えたい。（群馬県安中市／玉木充）