互いに引っ張り合うように首位タイに立った近藤共弘（左）と久保谷健一

「三井住友VISA太平洋マスターズ」初日、同組でラウンドした近藤共弘と久保谷健一がともに「67」でホールアウトし、5アンダー首位タイに並ぶ絶好のスタートを切った。

この2人、先週の「The Championship by LEXUS」では不本意な結果に終わっていた。久保谷は体調不良により棄権。近藤はホストプロとして臨んだ大事な一戦で今シーズン初の予選落ちを喫していた。

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「朝の練習では調子が良くなかった」という点でも同じ。その状態ながら、互いに引っ張り合うようにスコアを伸ばしていった。「近藤もいい感じで、そつなく、しっかりパーオンさせてパット勝負に持ち込んでいるようなゴルフ。見ていて、とてもラクにゴルフをしているようだった。僕もラクにやってみよう、と思えたのが良かった」と久保谷。

一方の近藤も、「向こう（久保谷）の方が、ラクチンにプレーしているように見えましたよ。久保谷さんと一緒で流れが良かったので、明日も一緒に伸ばせたらいいですね」と話す。実力は誰もが認めるところながら、今シーズンはあと一歩のところで勝利を逃し続けている2人。明日の2日目もスコアを伸ばし合い良い流れを続けられれば、久々の勝利も見えてくるはずだ。