ウィニングパットはこれからだったのに…！

◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日（28日）◇芥屋GC（福岡）◇7191yd（パー72）

今年の芥屋での戦いは、22歳の河本力の逆転優勝で幕を閉じた。最終ホールまでもつれこんだ河本とイ・サンヒ(韓国)の優勝争いの行方は、男子ツアーでちょっとした珍事を生んだ。

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両選手が通算15アンダーでトップに並んで迎えた最終18番。河本が1.5mほどのバーディパットを残し、イが先にパーで上がった。河本は決めれば優勝のバーディパット。視聴者が緊張で見守る中、テレビ朝日系列24局ネットの生放送は勝負の行く末が中継されることなく終了した。

地元の九州朝日放送やYouTube中継で最後まで放送されたが、これによりスコア速報を見ようと国内男子ツアーの公式ホームページにアクセスが集中し、ホールアウト直後はサーバーダウンにより閲覧ができなくなった。

その後、約15分ほどで復旧したが、JGTOによるとアクセス集中によるサーバーダウンはここ数年では初めてという。22歳の新ヒーロー誕生の瞬間が注目を集めた一戦だったといえそうだ。

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