2012年 石川遼が最年少で通算10勝目に到達

石川遼（右）が2年ぶりに優勝。当時アマチュアの松山英樹と記念撮影

石川遼が「三井住友VISA太平洋マスターズ」で優勝を果たした。7バーディ、3ボギーの「68」で回り、2位に1打差の通算15アンダーで制した。

節目となるツアー通算10勝目で21歳1カ月24日目での到達は、池田勇太が記録した26歳9カ月16日を抜いて最年少記録となった。

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2年ぶりの優勝会見では「もがいているとか、悩んでいると思われるのが僕、大嫌いなんです。絶対に人にそう見られたくない。苦労しているのを見られるのがイヤ。僕は不器用。器用で運動神経の良い人って、いきなり何でもできたりする。でも、僕はそうじゃない」と照れ笑いを浮かべた。

前半で2つ伸ばし、さらにサンデーバックナイン入り口の10番から3連続バーディ。最大4打差までリードを広げた。その後は3つのボギーをたたいて後続に詰め寄られたが、苦しい終盤を辛くも逃げ切った。

当時アマチュアの松山英樹が4打差4位に入った。

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