プロ野球界の“番長”から激励された星野英正。もう怖いものはない！？

「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」3日目を終え、単独首位の座を死守し続けている星野英正。自身初となる完全優勝、そしてほぼ2年ぶりとなる勝利を巡り、優勝争いの渦中にいるが、「なぜか今週は落ち着いているんです。こんな冷静にプレーしていることは、あまりないですね」と、本人は至ってクールだ。

自宅からコースに通えていることも、その一因。「すごくリラックスできる。1日のストレスも、家にいるだけで落ち着きますから」と星野。そしてもう1つ、優勝争いにも動じない心理状態でいられる理由があった。

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「今週の火曜日に、僕が唯一1人で食事に行く店に、たまたま清原さんがいたんです」。清原とは、言わずと知れたプロ野球のオリックス・バファローズに所属する清原和博のこと。お互いに面識は無かったが、店長から互いの話は聞かされていたという。「初めて会話したのに、すごく優しいんですよ。“頑張れよ、優勝したらお祝いを考えているから”って。すごく面白い人です」と、笑う星野。

今週の冷静さについても、「それもあるかもしれないですね。あの人が味方についてくれていたら、怖いものはないですから」と、つけ加えた。ともに苦しい時期を戦い抜いているトップアスリート同士、心に響き合うものもあるのだろう。“清原効果”により、久々の勝利を手にすることができるか。