池田勇太は右足の状態に不安を抱える

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 事前（11日）◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース （北海道）◇7063yd（パー72）

前週「フジサンケイクラシック」を右足のケガで欠場した池田勇太はプロアマ戦で調整した。

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2010年、17年に続く大会3勝目を目指すが、コンディションについて「歩くのは大丈夫ですが、ショットで踏ん張るというか、打つときに力を入れたり、スイングしたりする中ではちょっと厳しいものがある感じ」と厳しい表情を浮かべた。

前週大会のプロアマ戦をプレー中にラフのくぼみにつまずき、そのまま“スライディング”する格好になった。右足全部が伸び切ってしまい、第1ラウンドスタート前に右足大腿二頭筋痛のため欠場。この日までにアイシングなどで回復に努めてきたが、全快からは程遠い。

ただ、昨年大会は北海道地震で中止。2年ぶりの開催となっただけに誰よりも気持ちが高ぶる。「3月に被災地に行ったりしたし、自分がこの大会に意気込む気持ちは強いものがある。だからこそ、しっかりとできるように準備したい」と気合を入れた。

日本ゴルフツアー機構（JGTO）の青木功会長（右）とプレーした池田勇太

この日のプロアマ戦は日本ゴルフツアー機構（JGTO）の青木功会長とプレー。「青木さんも足をケガしてから、久々のゴルフだった。プロが2人で足を引きずりながらよくやっているなと。みんな和気あいあいとやれましたね」。6月「～全英への道～ミズノオープン」に続く今季2勝目を狙う。（北海道北広島市／玉木充）