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ルコック、C&B、クレージュ2012年秋冬コレクションを発表

デサントは12月中旬、都内オフィス(豊島区)で「ルコック」、「カッター&バック(C&B)」、「クレージュ」3ブランドの2012年秋冬コレクション展示会を行なった。同コレクション発表の前には、直前の2011年秋冬商材店頭売上げの概況を説明した。

まず、同社旗艦ブランドの1つである「ルコック」だが、メンズは堅調に推移したものの、レディスが大きく落ち込み、なんとか昨年同期比100%をキープ。不振の要因として、秋物商材の不調、20代から30代の若年層ゴルファーの伸び悩みが挙げられた。

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「C&B」は、アウター類の不調があったものの、契約プロである今田竜二のビジュアル認知、長袖シャツ、パンツの好調もあって、前年同期比106%。

特筆は「クレージュ」で、前年同期比128%を記録。要因は、全体的なレディスマーケット不振の中で、40代のコアゴルファー層を着実に獲得したことを挙げている。特に長袖シャツ、ニット類の好調が全体を牽引しているという。

ただし、全体的にキャディバッグなどのエキップメントは、マーケットの不振が直撃。前年同期比95%と落ち込んだ。

12年秋冬の「ルコック」は、当期比並みの102%を計画。その施策は、①12年春夏から展開するホワイトライン(男女・アスリート向け)、ブルーライン(男性モードクラシック)、レッドライン(女性モードスタイル)の新ライン構成の定着化、②機能素材であるモーション3D、ヒートナビのファッション性も含めた機能価値の再認識、③「LOVE GOLF」をテーマとして掲げ、アジア商圏における統一イメージの訴求を挙げている。

ブランドロゴを一新した「C&B」は、当期比102%を目標。機能性にこだわったモノづくりをメインとし、シリアスゴルファーへのさらなる提案強化をポイントとして挙げた。注目は、チャネル拡大にともなう「チーム対応ビジネス」の提案で、12年秋冬よりチームオーダーサービスを開始する。

好調の「クレージュ」は、強気の当期比119%を計画。従来の美脚・美尻パンツに脚長効果をUPさせた仕様を取り入れ、ウエストフレックス機能や膝丈スカート、ガウチョパンツなどを提案。顧客ターゲットの明確化。契約プロの有効活用などが主な施策となる。



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