アクシネットジャパンは先頃発売された『タイトリストVG3ドライバー』に続いて、日本限定のプレミアムディスタンスゴルフボール『タイトリストVG3ゴルフボール』（価格：8820円／ダース）を6月上旬に発売する。

同モデルは、低スピンを生み出すフレキシマーカバーと柔らかいセンターコア、そして「332カテナリーディンプル」を採用するもの。空力特性を飛躍的に向上し、ドライバーでもアイアンでも優れた飛距離性能を搭載できたという。また、全てのショットでソフトな打球感も実現したとのことだ。製品対象者は、主にヘッドスピード38～42m／sのアベレージクラスになる。

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タイトリストは従来、アベレージクラスには『グランゼ』を推奨していたが、『VG3』をマイクロブランドに育て上げる方針のもと、『グランゼ』はすでに1月から価格改定を実施し、1ダース3950円以下のゾーンへシフトした。

よって、今後はアスリート向けに『プロV1シリーズ』、アベレージ向けに『VG3シリーズ』という形でプレミアムゾーンを構成していく。

『VG3』の顔として広告などに起用している芹澤信雄プロの推奨品という位置づけで、秋口にはアイアンモデルを上市予定。年内にドライバー・ボール・アイアンがラインアップされそうだ。

なお、『VG3ボール』は「レインボーパール」（写真）と「ミントホワイト」の2機種だが、いずれも白色。現在、同社は『DT』、『ピナクル』ブランドでカラーボールをラインアップするが、それ以外のカテゴリーにおけるカラーボールの発売は、今のところ予定していないという。

飛距離が出ることで一定の評価を得ていた『グランゼ』ファンも多かったが、そういった層を上手く『VG3』ユーザーへシフトできるのか、今後の動向が注目される。