エルスは「グランドスラム」よりも自国の「ネットバンク」
2002/11/28 09:00
その年のメジャーチャンピオンになることが参戦資格という、栄えある「グランドスラムofゴルフ」を欠場してまで母国、南アフリカで開催の「ネットバンクチャレンジ」参戦を選んだアーニー・エルス。参戦選手12名中、全員が世界ランキング25位以内という超エリート集団が、世界規模でもトップの優勝賞金、200万ドルをかけて戦う。
昨年エルスは3年連続優勝という偉業を達成する目前で、セルヒオ・ガルシアにプレーオフで負けてしまった。そのガルシアはもちろん今年もディフェンディングチャンピオンとして参戦。他にエルス同様「グランドスラム」参戦権を持ちながら断ったレティーフ・グーセン。そのグーセンに2年続けて賞金王を奪われ悔やんだパドレイグ・ハリントンも先週の「BMWアジアンオープン」優勝で波に乗っての参戦。
今年のボルボマスターズでベルンハルト・ランガーとともに優勝を分けたコリン・モンゴメリーは、その翌週も優勝を果し勢いづいての参戦となっている。モンゴメリーはこの「ネットバンク」を96年に優勝している。他に過去の優勝者からはニック・プライスが参戦、もし優勝すれば今大会初の4度目優勝を達成することになる。
他に、世界ランキング11位のクリス・ディマルコ、13位のジム・フューリック、19位のボブ・エステス、20位のマイケル・キャンベル、22位のダレン・クラーク、そして23位のロバート・アレンビーが参戦している。
◇優勝賞金200万ドル!!他との比較
全英オープン:110万6000ドル
ザ・プレーヤーズ選手権:108万ドル
マスターズ:100万8000ドル
全米オープン:100万ドル
WGC4試合:それぞれ100万ドル