6番でバーディを奪った石川遼。ショットは良いものの、なかなか流れに乗れなかった

石川遼の欧州ツアー初参戦となる「バークレイズ スコットランドオープン」3日目。時々小雨が降るものの、風も吹かず良好なコンディションの中で競技は進行した。

石川は午前9時2分、1番ティからスタート。初日から好調なショットはこの日も続き、6番でバーディ先行。8番のボギーを挟んで9番でもバーディを奪い、1ストローク伸ばして後半へ折り返す。だが、終盤の17番、18番ではショートパットを外しての連続ボギー。最終的に2バーディ、3ボギーと1ストローク落とし、通算3オーバーでホールアウトした。

「調子が良かったのに、オーバーパーに終わって残念です」と、決め手を欠いたラウンドを振り返る石川。それでも今、決勝ラウンドをプレーできていることに大きな意義を感じている。「昨日は結果的に1打差で予選を通りましたが、6番で入った10メートルのパーパットが外れていたら予選落ちでした。4日間を戦えることは、来週に向けても大きいと思っています」。明日の最終日、直前に控えた「全英オープン」へ向け、弾みをつける内容で終えたいところだ。

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