首位タイ浮上!ポール・ダンについて知っておきたい10の事実
■ プロフィール
誕生日:1992年11月26日
出身地:アイルランド ダブリン
年齢:22歳
身長:172cm
体重:72kg
自宅:アイルランド グレイストーン
大学:アラバマ大
1. ウォーバーンでの最終予選会を「70」、「65」でラウンドし、レティーフ・グーセンやコリン・モンゴメリーを退けて優勝し「全英オープン」の出場権を獲得した。ウォーバーンでの最終予選会の優勝は2年連続。
2. これまで唯一出場したロイヤルリバプールでの「全英オープン」では、2日間を「75」、「73」の「148」(+4)でラウンドし、予選落ちしている。
3. ゴルフは10歳で始め、“ちゃんと”プレーし始めたのは12歳から。家族は父コラム・ダン、母ミッシェル、兄デビッド、姉アリソンの4人。兄のデビッドは、ハリクインズFC(ラグビー)、クイーンズパーク・レンジャース(サッカー)と全英カヌー代表の管理栄養士として働いている。
4. 今年4月、アラバマ大を卒業。専攻はビジネス金融学。グレーム・マクドウェルはアラバマ大の卒業生として先輩にあたり、2人は火曜の練習ラウンドをともにした。
「彼はとても良い球を打つ。飛距離があり、力もあり、とても完成されたゴルフを身につけているようだね」とダンを評したマクドウェル。「彼にとっては大きな一日になる。素晴らしい一日を送り、調子を上げて行くことができればと願っているよ」。確かに彼にとっては大きな一日が待っている。
5. 「全英オープン」でダンのキャディを務めるのは、同じアイルランド人で、アラバマ大ゴルフ部コーチのアラン・マレー。マレーは2014年にアラバマ大をNCAAトーナメントに導いたことにより、同年、ゴルフウィークの年間最優秀監督に輝いた。
6. 2014年にウォルトンヒースで開催された「パーマーカップ」で米国代表を下した欧州代表チームの一員。
7. アマチュアとして輝かしい成績を残すダンは、アイルランドのトップジュニアの一人で、ユース代表の一員だった。「アイルランドアンダー18男子選手権」、2010年の「アイルランドユースアマチュア選手権」(かつてのこの大会ではパドレイグ・ハリントンやルイ・ウーストハイゼンも優勝している)で優勝を飾っており、「欧州アマチュアチーム選手権」ではアイルランド代表としてプレーした。
8. アイルランド人として最後に「全英オープン」でベストアマチュアに贈られるシルバーメダルを勝ち取ったのは、2007年に42位に入ったロリー・マキロイである(マキロイは北アイルランド出身)。
9. 1930年に「全英オープン」を制したボビー・ジョーンズ以来となる、アマチュアとしての全英制覇を懸けて、月曜はプレーする。これまではボビー・ジョーンズ(1926、27、30年)、ハロルド・ヒルトン(1892、97年)、ジョン・ボール・ジュニア(1890年)の3人のアマチュア選手が「全英オープン」を制している。近年ではロイヤルバークデールで開催された1998年大会でジャスティン・ローズが、同じくロイヤルバークデールでの2008年大会でクリス・ウッドがそれぞれアマチュアとしてトップ5入りを果たしている。
10. 通算12アンダーの「204」は、これまでの「全英オープン」での54ホール終了時点でのアマチュアによるベストスコアを6打更新する記録。その他にもこの大会で既に多くの記録を打ち立てた。3日目の「66」はアマチュアによる第3ラウンドの史上ベストスコアでもある。