前年覇者のアレックス・ノレン(Andrew Redington/Getty Images)

「英国マスターズ by Sky Sports」でタイトル防衛に臨むアレックス・ノレンは、シーズン終盤の巻き返しに狙いを定めた。

34歳のノレンはザ・グローブで開催された昨季の「英国マスターズ by Sky Sports」を制するなど、ヨーロピアンツアー9勝のうちの4勝を英国の地で飾っており、同地とは相性抜群だ。

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ハートフォードシャーでのくだんの勝利は、世界14位のノレンにとって輝かしい2016年シーズンの3勝目となった。ノレンは、今週クローズハウスGCにて再び英国のファンの前でプレーすることを心待ちにしている。

2週間の休みをはさんで現場に復帰。「どこであれ、優勝するのは素晴らしいものだけど、昨年のこの大会での勝利は僕にとってとても大きな意味を持つものだった」と述べた。

「英国でのプレーはいつだって良いものだから、とても大きな勝利だった。スコットランドであろうと、イングランドであろうと、アイルランドであろうと、とにかく大好きなんだ。どこも美しいよね」

「ギャラリーはいい感じだし、フィールドも素晴らしい。あのトロフィーに名が刻めるのは素晴らしいことだね」

「調子は良いよ。2週間休みを取ったんだ。その2週間は、良い形でシーズンを締めくくるべく、とてもハードに練習を積んだんだ」

ノレンは木曜の午後12時40分に大会ホストのリー・ウェストウッド、そして現「マスターズ」王者のセルヒオ・ガルシアと共に第1ラウンドをティオフする。

今週の開催コースについて、現時点ではそこまでの知識はないが、ノレンはこのコースをさらに良く知ることを楽しみにしている。

「この大会に帰ってこられて良かった。でも、新しいコースだからね。今日は午後にプレーをする予定だし、勿論明日のプロアマも出場するよ」とノレン。

「来るときに何ホールかちらっと見たけれど、フェアウェイがとても広かったね」

「そして、ランオフエリアがたくさんあるグリーンはとてもトリッキーに見えた。（コースについては）色々と聞いているんだ。起伏があるようだけど、見通しは良好だよ」

今週はセルヒオ・ガルシアもノレン同様、イングランドのファンの前でのプレーを楽しみにしている。

スペインのガルシアは「ブリテン島、そして英国へ戻ってきてこの国の観衆の前でプレーするのは、いつだって興奮するね」と述べた。

「僕は常々、この国の人々の前でプレーするのが一番好きだと言ってきたけれど、それは彼らの応援のみならず、ここの人々がゴルフを良く知っていて、選手に敬意を払ってくれるからなんだ」

「彼らの前プレーするのは最高に楽しいんだ。僕ら選手たちは、そのことについてとても興奮しているし、今週は今日みたいな天気がずっと続いてくれたらいいね」