多忙だからこそ「自分のゴルフに集中すること」が大事

ここ6ヶ月の素晴らしい成績を経て、今はどのような目標を設定しているかと問うと、「分からないな。提案は大歓迎だ。昨年以上としなくても良いかもしれない。同等の成績が収められたら御の字かもしれないね」。

「私はそこまで貪欲じゃないんだ。同じ一年が送れたらハッピーだよ」。「私にとっては二つの大きな挑戦がある。一つは期待値を保ち続けるということ。ご存知の通り、ゴルフというゲームにはアップダウンが付き物だし、不調の兆しがなかったとしても、ここ6ヶ月で見せたような好調は未来永劫続くわけではないんだよ。それは分かり切っていることだ」。

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「ただ、私にとって最も重要なことは、その時々のチャレンジを前に、自分のゴルフに集中することなんだ。私の時間に対する外的負担は6ヶ月前の5倍ほどになっている。コース外のことにも色々と目を配らなければないから、プレーや練習を離れた所で時間を割かなければならないんだ」。

「予定表をしっかりと立てる上で、時間を上手くやり繰りするのは大きな鍵になる。もちろん、ちょくちょく子供たちや妻とも顔を会わせたいしね」。

「昨年、自分がやって来たことを継続することが鍵になる。それが昨年後半に選手として進化し続け、あの好調に繋がったわけだからね。それに、まだまだ改善すべき部分はたくさん残されている。ある分野においてその余地は大きく、ある分野においてはその余地は僅かといったところだね」。

「男子ではまだスウェーデン人によるメジャー制覇は達成されていない。いつかは成されるだろうと、私は前向きに思っている」。

「それを達成するのは自分であって欲しいところだけれど、とにかくそれはいつか達成されるわけで、私にとっては準備が良く整っているかが重要となる。昨夏はその準備が上手くいって、全英と全米プロでは優勝争いができた。ドバイのファイナル、そしてアトランタでのツアー選手権ではさらに良いゴルフができたんだ」。