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芹澤が10年ぶり、シニアでは1年目での初優勝!!

2010/11/06 17:08
ルーキーとしてシニアツアー初勝利を挙げた芹澤信雄

千葉県の平川カントリークラブで開催されている、国内男子のシニアツアー第9戦「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」の最終日。通算6アンダーの首位タイでスタートした芹澤信雄が、4バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばして通算10アンダーでシニアツアー初優勝を果たした。

前半の3番パー3でピンの右手前30センチにつけてバーディを奪うと、その後はパーセーブを繰り返した。そして後半に入って、13番で5mのバーディパットを沈めると、15番パー5ではラフから40ヤードのアプローチをピン1mにつけてバーディ。さらに16番も2打目を1mにぴたりとつける。

最終18番も2パットで無難に凌いだ芹澤が、シニアツアー8試合目の出場で初優勝を納めた。「良かったです。来週で51歳になってしまうので、50歳のうちに勝てました。シーズン前に賞金王になりますなんて言ってしまったので、正直あせりもあったし・・・。でもこれで1勝は果たせたので、あとはシニアツアーが盛り上がるように自分も楽しみます」と、満面の笑みを浮かべた。

2位は通算7アンダーの室田淳。最終日に5ストローク伸ばして、芹澤に1打差まで迫ったが、逆転を果たすことは出来なかった。通算5アンダーの単独3位は湯原信光。終盤の15番から17番まで3連続バーディを奪い7アンダーまで伸ばしていたが、最終18番でダブルボギーを叩いてしまった。

通算3アンダーの4位タイには、高橋勝成平石武則高見和宏高木祐二高松厚の4人が並んだ。大会ホストプロの青木功は腰を抑えながらのラウンドで、スコアを1つ落して通算3オーバーの25位タイで大会を終えている。

<主な上位選手の成績>
優勝 -10 芹澤信雄
2位 -7 室田淳
3位 -5 湯原信光
4位 -3 高橋勝成平石武則高見和宏高松厚
9位 -2 友利勝良佐藤剛平
11位 -1 池内信治丸山智弘三好隆
14位 0 真板潔
15位 +1 尾崎健夫加瀬秀樹、長谷川勝治、奥田靖己倉本昌弘植田浩史
21位 +2 羽川豊渡辺司飯合肇、伊藤正己

1番ティグラウンドに飾られた優勝トロフィ、見事芹澤信雄がゲットです
3番パー3でベタピンにつけて単独首位に浮上した芹澤信雄
「今日最大のミス」という最終18番は左にラフに打ち込んだ
ところが2打目はユーティリティでのドローボールで見事2オン!
「やったー」グリーンサイドで見守っていた仲間に向かって雄たけびを上げる芹澤信雄
優勝インタビューを受ける芹澤信雄。よくしゃべります!
今週のキャディ、藤田寛之のエースキャディ梅ちゃんと記念撮影です
最終日は子供たちと選手が手を繋いでティグラウンドに登場するのがシニア流
5ストローク伸ばして芹澤信雄にプレッシャーをかけた室田淳
7アンダー2位タイで迎えた最終18番、ダブルボギーはもったいなかったです
4バーディ、ノーボギーで20位タイから4位タイに食い込んだ平石武則
3日間半袖で戦いました!安定したゴルフで4位タイの高松厚
2バーディ、1ボギーと堅実なゴルフを見せた高橋勝成
スコアを伸ばしていたが、中盤4連続ボギーを叩き15位タイに終わった加瀬秀樹
最終18番、ティショットがまさかのロストボール。15位タイまで失速した植田浩史
5番で4パットのダブルボギーを叩いた羽川豊。次はあなたが優勝する番ですね
ジェットはティマーカーにどっこいしょ!青木は腰掛けずに腰を伸ばしていました
13番でバーディを奪った飯合肇「いんぐりもんぐり」って独り言なんとかなりませんか
最終18番バーディパットが惜しくも入らず、がっくり
人気者3選手のホールアウトは一際大きな拍手が沸き起こった