新規強化指定選手に認定された木下稜介（写真は2021年「ダンロップフェニックストーナメント」）介

日本ゴルフ協会(JGA)は9日、2022年度の「JOC認定オリンピック強化指定選手」を発表した。2024年に開催されるパリ五輪に向けて「メダル獲得を期待できる者」を強化指定選手として認定する制度で、男子は世界ランキング日本勢最上位の松山英樹、女子は畑岡奈紗ら男女各8人が決まった。期間は2022年1月1日から12月31日まで。

男女ともに昨シーズンの国内最終戦終了時点の世界ランクで申請があった上位各8人が認定された。男子は松山のほかに金谷拓実、星野陸也、稲森佑貴、今平周吾が前年から継続、昨年メンバーだった石川遼、川村昌弘、堀川未来夢が外れ、新たに木下稜介、谷原秀人、香妻陣一朗が指定選手となった。

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20歳の西郷真央も新規強化指定選手に（写真は2021年「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」）

女子は畑岡のほか、今季から米ツアーに本格参戦している古江彩佳、稲見萌寧、小祝さくら、鈴木愛が継続。原英莉花、上田桃子、渋野日向子が外れ、西郷真央、西村優菜、山下美夢有が新たに認定された。

強化指定選手は国立スポーツ科学センター（JISS）およびナショナルトレーニングセンター（NTC）を利用できるほか、国からの選手強化費（航空運賃、宿泊費、プレー費等）で宮崎フェニックス・シーガイア・リゾートを利用できる。

＜2022年度JOC認定ゴルフ競技オリンピック強化指定選手＞
男子／松山英樹、金谷拓実(いずれも継続)、木下稜介(新規)、星野陸也、稲森佑貴（いずれも継続）、谷原秀人、香妻陣一朗（いずれも新規）、今平周吾(継続)
女子／畑岡奈紗、古江彩佳、稲見萌寧（いずれも継続）、西郷真央、西村優菜、山下美夢有(いずれも新規)、小祝さくら、鈴木愛（いずれも継続）
※2021年国内ツアー最終戦終了時点での世界ランキング順