18番のボギーでウィと並走となったトンプソン。最終日は史上2番目の若さでのメジャー制覇を狙う

◇米国女子メジャー◇クラフトナビスコ選手権 3日目◇ミッションヒルズCC（カリフォルニア州）◇6,738ヤード（パー72）

穏やかな晴天に恵まれたムービングデーは、若き実力者同士による首位争いがヒートアップ。首位タイから出た19歳のレクシー・トンプソンと、1打差で追う24歳のミッシェル・ウィが通算10アンダーで首位を分け合いホールアウトした。明日の最終日は、メジャー初優勝をかけた注目の最終組対決が演じられる。

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トンプソンが優勝すれば19歳55日での達成となり、女子メジャーでは2007年の今大会を18歳10ヶ月9日で制したモーガン・プレッセルに次ぐ2番目の年少優勝記録となる。

通算8アンダーの3位に、この日のベストスコア「66」をマークしたチャーリー・ハル（イングランド）と、首位タイから後退した朴セリ（韓国）が続いている。大会連覇がかかる朴仁妃（韓国）は1つ落とし、通算1オーバーの34位に後退した。

決勝ラウンドに進んだ日本勢3人は、いずれも苦戦を強いられた。36位から出た横峯さくらは2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「77」と崩れ、3つ落とした野村敏京とともに、通算6オーバーの63位まで急降下。64位から出た宮里藍も4つ落とし、通算8オーバーの70位に順位を下げた。