◇米国女子◇レインウッドパインバレーLPGAクラシック 最終日◇パインバレーGC（中国）◇6,596ヤード（パー73）

濃霧の影響でティオフが1時間30分遅れながらも、最終日も前日に引き続きバーディ合戦。その締めくくりにドラマチックな展開が待っていた。

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単独首位から出たフォン・シャンシャン（中国）と1打差2位スタートのステーシー・ルイスとのマッチレースは、13番でバーディを奪ったルイスが一歩抜け出し、1打差のまま最終18番（パー5）へ。1打ビハインドから勝負をかけるフォンはもちろん2オン狙い。わずかにグリーン手前にキャリーした2打目は、奇跡的にピン方向へバウンドしてピンを直撃するスーパーショット。残った1メートルのイーグルパットを難なく沈めて通算26アンダーとしたフォンに対し、ルイスは入れればプレーオフとなる5メートルのバーディトライに失敗。フォンは母国トーナメントで世紀の大逆転劇を演じ、昨年の「ウェグマンズLPGA選手権」以来となるツアー2勝目を手にした。

通算21アンダーの3位には朴仁妃（韓国）。20アンダー4位にカリー・ウェブ（オーストラリア）、16アンダー5位にチェ・ナヨン（韓国）がつけた。この日7ストローク伸ばしたヤニ・ツェン（台湾）が14アンダーの6位でフィニッシュした。