韓国勢が3週連続優勝を狙う!
2002/07/31 09:00
米国女子ツアー「ウェンディーズ選手権」が、8月2日(金)から4日(日)までの3日間、オハイオ州のタータンフィールズゴルフクラブで開催される。
昨年の大会は、2日目に62をマークし単独首位に立ったウェンディ・ウォードが、アニカ・ソレンスタムの追撃をかわし、21アンダーでツアー3勝目を挙げている。昨年はニューアルバーニカントリークラブで開催されていた。
今シーズンのウォードは、なかなか調子が上がらず苦しいシーズンを送っている。コースこそ変わってしまったが、昨年優勝した大会で復調の兆しをつかむことができるだろうか。
今週も注目されるのは、やはり韓国勢だ。先々週のジャイアントイーグルLPGAクラシックでは金美賢が、そして、先週のサイベースビッグアップルクラシックでは、グロリア・パークが優勝している。先週に至っては、H.W.ハンとパークによる韓国どうしのプレーオフとなった。
朴セリに始まった韓国選手の台頭は、米国ツアーにしっかりと定着してきた。今週も多数出場するだけに、韓国勢から目が離せそうもない。
日本勢も負けずに頑張ってもらいたいと思う。今週は小林浩美、小俣奈三香、片野志保、中島真弓の4名が出場する。先週は片野が最終日にベストスコアをマークして20位に食い込む活躍を見せた。最近は日を追うごとにスコアを落とすケースが多い日本勢において、片野の活躍は目覚しいものがある。日本ツアーで優勝経験はないが、米ツアーでその快挙を達成する可能性も出てきた。
先週、1打足りずにプレーオフ進出を逃したソレンスタムと、最終日にスコアを伸ばし4位に食い込んだカリー・ウェブは、共に欠場となっている。