韓国のH.W-ハンが4アンダー首位、アニカは6位につけた
米国女子ツアー・今シーズンのメジャー第2戦『全米女子プロゴルフ選手権』が開幕した。場所はデラウェア州ウィルミングトンにあるデュポンCC。賞金争いでも首位を独走するアニカ・ソレンスタムが、優勝できるのかに注目が集まっている。
初日は韓国のH-W.ハンことハン・ヒー・ウォンが6バーディ、2ボギーの4アンダーで単独首位に立った。昨年はハンの先輩にあたる朴セリが優勝しているが、好調の韓国勢が連覇を達成するのだろうか。
首位と1打差の3アンダーには、ウェンディ・ウォードとオーストラリアのジョアンナ・ミルズが並んでいる。4バーディ、1ボギーのミルズに対し、ウォードは首位のハンと同じ6つのバーディを数えたが、ボギーも3つ叩いてしまった。
さらに1打差の2アンダーには、韓国2番手グレース朴とこちらもオーストラリアのレイチェル・テスキが並んでいる。14番パー4でチップインイーグルを決めたグレースだが、ボギーを4つ叩きスコアを伸ばしきることができなかった。この日はバーディもでるのだが、ボギーを叩く選手が続出している。
そして優勝候補の筆頭、アニカ・ソレンスタムも例外ではなかった。3バーディ、2ボギーの1アンダーは6位タイ。静かな立ち上がりとなったが、2日目以降は爆発的なスコアを出してくるかもしれない。
今週の日本勢は、メジャーに強い福嶋晃子をはじめ、小林浩美、小俣奈三香の3名が出場している。もっともスコアが良かったのは、やはり福嶋だった。3つのバーディに対しボギーが1つ上回ったが、17位とまずまずの位置につけている。連覇を狙う朴セリ、カリー・ウェブ、ロレーナ・オチョアなどもこの17位グループに潜んでいる。
2オーバー33位に入ったのは小林浩美だ。1バーディ、3ボギーと崩しそうで崩れない、我慢のゴルフで初日を終えた。そして小俣奈三香は、3連続を含む6つのボギーを叩き4オーバー75位と出遅れてしまった。