地元米国の1勝目、R.ジョーンズが逃げ切った!
2003/05/12 09:00
米国女子ツアー第8戦「アサヒ緑健インターナショナル選手権 at Mount Vintage」が、サウスカロライナ州ノースオーガスタにあるマウントビンテージPGCで開催された。今週は女王アニカ・ソレンスタムが、日本で行われた「ニチレイカップワールドレディスゴルフトーナメント」に出場のため欠場しているので、各選手優勝を狙って気合いが入っていた。
優勝したのは初日から首位にたち、順調にスコアを伸ばしたロージー・ジョーンズだった。初日に66をマークしS.グスタフソンと並んだジョーンズだが、2日目も60台をマークし、決勝ラウンドはおとなしいラウンドになったが、一度も首位を明け渡すことなく15アンダーで逃げ切り優勝。2001年のサイベースビッグアップルクラシック以来の12勝目。今シーズンの優勝者では、米国出身第一号となる。
13アンダー単独2位は、ジョーンズをピッタリマークしていたウェンディ・ウォード。スタートの1番ホールでボギーを叩いたジョーンズだが、3番から4連続バーディを奪いジョーンズを捕えた。しかし、その後ボギーも4つ叩き終盤に追い込むことが出来なかった。
さらに2打差の3位には、ローラ・ディアスとフランスのP.M-レボーク、メキシコのロレーナ・オチョアの3人が集結。レボークは今シーズン好調で、3月の「クラフトナビスコ選手権」ですでに1勝を挙げ、オチョアは先週の2位に続き好調を維持している。
今週は日本の企業がスポンサーということで、3名の選手が招待出場した。その中で唯一決勝ラウンドに進んだのが片野志保だった。予選2日間で2アンダー18位だった片野は、3日目に大ブレーキで74位に後退。そして最終日も4ストローク落とし75位でフィニッシュした。