急浮上を果たした宮里美香。ツアー初勝利へ最終日の逆転を狙う！（Streeter Lecka／Getty Images）

◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G 2日目◇ピナクルCC（アーカンソー州）◇6,356ヤード（パー71）

1アンダーの19位タイからスタートした宮里美香が、6バーディ、ノーボギーの「65」をマーク。朴仁妃（韓国）と並び、首位のヴェロニカ・フェリバート（ベネズエラ）に4打差に迫る通算7アンダー、2位タイに浮上した。

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インからスタートした宮里美香は12番で2mを沈めてバーディを先行させると、続く14番でも5m、17番では4mを次々と沈めてスコアを伸ばした。「3日間大会では第2ラウンドが重要だと思っていたので、そこでノーボギーで伸ばせたのは大きい」と安定したプレーでスコアボードを駆け上がった。首位と4打差と迫り、迎える最終日「このコースはたくさんバーディが出るので、それについていけるようにしたいですね」と優勝争いに意欲を見せた。

6位タイからスタートした宮里藍も、この日は4バーディ、1ボギーの「68」。首位とは5打差となったが、4位タイに順位を上げた。同順位にブリタニー・ラング、ケイティ・フチャー、ライアン・オトゥール、フォン・シャンシャン（中国）が並んでいる。

日本勢は上田桃子が通算4アンダーの14位タイ、櫻井有希が通算イーブンパーの51位タイで決勝ラウンド進出を決めている。そのほか、金子絢香が通算5オーバーの100位タイ、野村敏京が通算6オーバーの115位タイで予選通過を逃した。