フランスのエビアンマスターズ ゴルフクラブで行われている、米国女子ツアー第18戦「エビアンマスターズ」の最終日。大会3日目に好スコア65をマークして首位に踊り出たアニカ・ソレンスタム。このまま難なく逃げ切るのかに思われたが、予想外の展開になった。

16アンダーからスタートしたアニカは、序盤からボギーが先行する苦しい展開で、ペースが掴めずスコアを崩していく。これを尻目に猛チャージをかけてきたのは、この大会で常に上位をキープしていたウェンディ・ドゥーラン（オーストラリア）だ。2つのパー5でイーグルを奪うなど、前半スコア30をたたき出す快進撃を見せた。後半はバーディの後にボギーを叩いてしまい、なかなかスコアを伸ばせなかったが、最終18番でバーディ。この日のベストスコア65を出し、通算18アンダーで先にホールアウトした。

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一方、アニカは15番ホールを終えて14アンダーまでスコアを崩してしまったが、上がり3ホールで再度巻き返しを図る。16、17番で連続バーディを奪い2打差まで追い上げた。最終18番パー5でイーグルを奪えばプレーオフに持ち込めたのだが、惜しくもバーディとなり通算17アンダーで競技を終えた。

そのほか注目のアマチュア、ミッシェル・ウィは、5バーディ2ボギーとスコアを3つ伸ばし、通算1アンダーの33位タイで4日間を終えている。