井戸木と倉本が首位 後続に3打差をつけて最終日へ
2014/11/01 16:25
◇国内シニアメジャー◇第24回日本シニアオープンゴルフ選手権競技 3日目◇小野グランドカントリークラブ・NEWコース(兵庫県)◇6911yd(パー72)
ムービングデーを迎えた今年最後のナショナルオープンは、この日「67」で回った井戸木鴻樹が通算12アンダーとして倉本昌弘をとらえて首位に並び、両者が後続に3打差をつけて頭一つ抜け出す展開。通算9アンダーの3位タイに尾崎直道と室田淳、通算8アンダーの5位に田村尚之が続いている。
PGA会長の要職に就きながら、2010年以来となる2度目の大会制覇に挑む倉本を、明日が53歳の誕生日という井戸木がとらえた。井戸木がこの3日間で叩いたボギーは1日1つずつの計3個。その一方で15個のバーディを奪って着実にリーダーボードを上っていった。
後続に3打差をつけているが、予断は許さない。通算9アンダー3位タイで追いかけるのは、3週間前に行われた「日本プロシニア」に続く日本タイトル2連覇を目指す尾崎とディフェンディングチャンピオンの室田の2人。
さらに、1打差の通算8アンダー5位には、今年シニアデビューとなったサラリーマンゴルファーの星・田村がこの日のベストスコア「65」をたたき出し、前日の28位からジャンプアップしている。
通算7アンダーの6位には1991年のマスターズ覇者、イアン・ウーズナムが続き、通算6アンダーの7位には友利勝良、渡辺司、奥田靖己ら5選手が控えている。また、予選会から本戦出場を果たしたタケ小山は、3日目を終えて通算3オーバーの45位タイ。