危なげなく逃げ切り、今季2勝目を手にしたイ・ボミ

◇国内女子◇樋口久子 森永製菓ウイダーレディス最終日◇森永高滝カントリー倶楽部（千葉県）◇6,652ヤード（パー72）

1打差の単独首位から出たイ・ボミ（韓国）が、7バーディ、ノーボギーの「65」で後続を突き放し、通算15アンダーで今季2勝目を挙げた。9月に行われたメジャー「女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」以来で通算5勝目。2位は通算10アンダーでアン・ソンジュ（韓国）。通算9アンダーの3位にフォン・シャンシャン（中国）が入った。

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5番からの3連続バーディで独走態勢に入ったイは、後半に入っても手綱を緩めずにスコアを伸ばして一人旅。2日連続のノーボギーで、2日目の「66」に続き、最終日もこの日のベストスコアをマークした。

日本人最上位は通算8アンダーの4位タイで、福田裕子と渡邉彩香。1打差2位から今季初優勝を目指した服部真夕はスコアを伸ばせず、通算7アンダーの7位タイに終わった。

熾烈な争いとなっている賞金女王争いは、獲得賞金トップの森田理香子が通算1オーバーで38位タイ、賞金2位の横峯さくらは通算2アンダーの24位タイ。2人とも上位進出はならなかったものの、その差はまた縮まった。