全美貞が首位に浮上 横峯さくらは2位で新記録樹立
◇国内女子◇サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント 2日目◇鶴舞カントリー倶楽部(千葉県)◇6,445ヤード(パー72)
上位で演じられたバーディ合戦をリードしたのは、今季1勝の全美貞(韓国)。3連続を含む8バーディ、1ボギー、コースレコードに並ぶ「65」で回り、通算10アンダーで単独首位に浮上して明日の最終日を迎える。
通算8アンダーの2位タイに、横峯さくらと原江里菜。横峯は92試合連続予選通過となり、不動裕理の91試合を抜きツアー新記録を樹立した。通算6アンダーの4位タイに、茂木宏美と若林舞衣子。通算5アンダーの6位タイに、北田瑠衣、櫻井有希、イ・ナリ(韓国)の3人が続いている。
<コースレコードタイの全「気持ちよくプレーできた」>
初日は唯一トラブルとなった8番パー5でのダブルボギー以外、危なげないプレーで5バーディを奪った全美貞。2日目は3番パー5でのバーディを皮切りに4番パー5はカラーから長いパットを決めて連続バーディ。さらに6番、7番パー3、8番パー5とショットがピンに絡み3連続バーディを奪った。
9番はティショットが左サイドのラフに入り、2打目はグリーン手前に乗ったが3パットでボギーをたたいてしまう。しかし、後半に入ってもショットの安定感は衰えず、3つのバーディを積み重ねて、通算10アンダーまでスコアを伸ばした。
今季2戦目の「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」に続くシーズン2勝目に王手をかけたことに「ちょっとずつショットも良くなってきていますし、パッティングも良くなっているので、自信を持って楽しくプレーすればいいかなと思っています。今日のように気持ち良くプレーしたい」。読み通りに打てば入るというパッティングが最終日もできれば、問題なく勝利を呼び込むことになりそうだ。