2007年 富士通レディース

上田桃子の勢いは止まらず! ノーボギーの首位タイ発進!

2007/10/12 16:36
ノーボギーの堅実な内容で首位タイに躍り出た上田桃子

国内女子ツアー第30戦「富士通レディース」が10月12日(金)、千葉県にある東急セブンハンドレッドクラブ 西コースで開幕した。朝は曇が広がっていたものの徐々に日が差し始め、最高気温は24度まで上昇。日中は汗ばむほどの陽気となった。

その初日、現時点で賞金ランキングトップを走る上田桃子、「ゴルフ5レディス」の勝利から好調な飯島茜、今季初勝利が待たれる李知姫(韓国)の3人が4アンダーで首位に並んだ。「バーディチャンスにつけるように心がけた」という上田は、「アプローチの機会が一度もなかった」というほどの好調なショットを武器に、ノーボギーという見事なラウンドを披露した。先週の「SANKYOレディース」では、惜しくもプレーオフで敗れ去った上田。その悔しさを晴らし、賞金女王争いをさらに優位に進めることができるか。

また、李知姫が17番のパー5でアルバトロスを達成。残り203ヤードの第2打を5Wで打ち、手前から5ヤードほど転がってカップインした。国内女子ツアーでは、2005年に「スタンレーレディス」の最終日に達成した辛ヒョンジュ(韓国)以来7人目。

1打差の3アンダー4位タイには、馬場ゆかり肥後かおり、イ・ジヒョン(韓国)、呂雅恵(台湾)の4人。2アンダーの8位タイに、上原彩子ら7人が続いている。一時は4アンダー首位タイに立っていた古閑美保は終盤にボギーを重ねてしまい、大山志保不動裕理らと並び、1アンダーの15位タイ。横峯さくらはイーブンパーの29位タイ。ディフェンディングチャンピオンの全美貞は、5オーバーの82位タイと大きく出遅れた。

目標は3勝なので、あと1勝したい!と意気込んでいた飯島茜
国内女子ツアーでは2005年以来のアルバトロスを達成した李知姫
一時は首位タイに並んだものの、終盤に失速した古閑美保
17、18番の2連続ボギーが痛かった・・・15位タイ発進の大山志保

2007年 富士通レディース